子供が羨ましい!本気度に驚く『キッズクラブ』が家族に人気のホテルinモルディブ

桁違いに高品質なキッズクラブ
実は、モルディブには本気度が桁外れな『キッズクラブ』を持つリゾートホテルがあり、子連れのファミリーに大人気です。

そのようなキッズクラブでは、全てが子供サイズにオーダーメイドされた遊び場、リゾートのシェフ監修のクッキングクラスなど、大人向けと何ら遜色のない設備とサービスが提供されます。

安全管理も徹底しており、何より「子供が楽しくて帰りたがらない!」というキッズクラブばかりですから、子供に振り回されがちな家族旅とは大違い。上手く利用できれば、子供を大満足させながら、大人は大人だけでゆったりと過ごせます

今回の特集では、そんなモルディブのキッズクラブの中から、『モル旅.com』が感銘を受けた『本気度に驚くキッズクラブ』を3軒ご紹介します。

1. ワン&オンリー リーティラ

リーティラの海賊クルーズ

海賊ファッションで海へ出発!

オープンから10年以上が経つ高級老舗リゾート『ワン&オンリー リーティラ』。「年末年始は必ずリーティラで」と決めている人もいるなど、多くのリピーターを抱えている。

その豪奢な佇まいから『大人のリゾート』のイメージがあるが、実はキッズクラブも素晴らしい

まずは設備。プールや屋内外の各設備はもちろん、トイレから洗面台まで幼児でも使いやすい小さなサイズに設えてある。しかし、デザインは大人向け同様の美しさで、見るだけでも顔がほころぶ。

そして、アクティビティは幼児〜ティーンまでが楽しめる多様なプログラムを提供。キッズクラブのパンフレット(英語)を見てもらうと、その充実ぶりに驚くだろう。それぞれ;

  • 4~9歳:Kids Only (4歳以下も保護者同伴で参加可)
  • 9~11歳:One Tribe

と呼ばれているが、12〜17歳のティーンもキッズクラブでスムージーやスナックを頂ける。

パンフレットの最後2ページが『Kids Only』プログラム例(11歳まで参加可能)と価格表になっているが、ほとんどが無料。有料のプログラムもUS$20〜70(税サ別)と良心的だ。

しかも、毎日・一日中、よく工夫された楽しいプログラムを開催している

例えば『海賊』がテーマの日なら、朝から海賊Tシャツや帽子を作り、射撃ゲーム。午後にはフェイスペイントをして、宝探しに出掛け、終わったら水泳タイム。子供達が帰りたがらないのも納得だ。

4歳以下の保護者として、ベビーシッターサービス(有料)を利用することもできるので、親も安心して自分たちの時間を満喫することができる。

夜には、心地よい疲れで子供はぐっすり。『ワン&オンリー リーティラ』は、子供に最高の想い出をプレゼントできるリゾートだ。

プール アイスクリームバー 料理教室 海賊体験
(1枚目から、美しいデザインのキッズクラブ/オシャレなアイスクリームバー/料理教室をはじめ、こだわりの詰まった本格的なプログラムが魅力/幼児でも楽しめる)

2. ソネバフシ

デン外観

自然に溶け込む美しい佇まい

イギリス人富豪のソヌ氏が、妻のエヴァに贈ったサンゴ礁の美しい島-それが『ソネバフシ』。世界中のセレブから愛される『ソネバ』ブランド発祥の地だ。

それほど自然に恵まれた島であること、そして、豊かなアート性やホスピタリティから、カップルはもちろん、家族のリピーターも多い。

キッズクラブ『The Den(デン)』は、そのソネバの精神を心と体いっぱいに楽しめる場所である

その様子はこちらのビデオを見るとわかりやすい。プログラムのサンプル(英語)を見ると、その魅力に行く前からワクワクするはずだ。

音楽や料理、海賊船探検、天体観測、ドルフィンウォッチング、レゴ作品作りなど、子供の想像力を最大限に刺激するプログラムの数々。基本的に全てが無料

環境教育にも熱心で、島のリサイクルセンターを見学したり、ゴミを再利用した衣装を作って・着てみたり、近隣の住民島のビーチ清掃に参加したり、再生紙作りを体験してみたり、水の濾過の仕組みを学んだり、そのまま夏休みの自由研究にでもなりそうなラインナップだ。

文化自然への目も確かで、モルディブの料理や言葉を学べたり、ココナッツ採りが体験できたり、砂州(サンドバンク)を訪れたり、シュノーケルを教えてくれたり、海洋生物について学べるプログラムなどもある。

英語にはなるが、小学生〜中高生には家庭教師(有料)をつけることもできる。英語に興味のある子供なら、それも楽しいかもしれない。

4歳以下の子供は保護者(有料でベビーシッター手配可)同伴で、泳げない子供も水泳等のプログラムでは大人同伴が必須だが、そうでなければ付き添いは不要。

それでも「親も同伴させて!」とお願いしたくなるプログラムばかりなのは、「さすがソネバ!」と言えよう。

子供がキッズクラブで“ヤシの葉アート”の作品作りに励んでいる間、大人もリゾート内のガラス工房で手作りグラスに挑戦…なんてクリエイティブな滞在も、『ソネバフシ』 なら可能である。
レゴ部屋 ピアノフロア ファミリースイート チョコレートルーム
(1枚目から、インテリアも素敵なレゴルーム/歩くと音を奏でるピアノの床/(キッズクラブではないが)ファミリースイートにある居心地抜群の子供部屋/(キッズクラブ外だが)チョコレートルームやアイスクリームルームで大人も子供も気のすむまでスイーツ三昧)

3. カンディマ モルディブ

カンディマキッズクラブ「カンディランド」

ミニ遊園地のような楽しさ!

2017年2月にオープン後、そのエキサイティングな滞在スタイルが話題の『カンディマ』。

一般的なアクティビティの他に、絵画からコーヒーアートまで学べるスタジオや、写真、クッキング、カクテル作り、マッサージ、サルサ(ダンス)のクラスまであり、「何日いても足りない!」とゲストが口を揃えて言うのも納得。

そんなリゾートだけに、キッズクラブの楽しさも別格

ウォーターキャノンや“水のアーチ”がある『WET ZONE(ウエットゾーン)』でびしょ濡れになって遊び、トランポリンで飛び跳ね、ボルダリングの壁を登り…まるで『ミニ遊園地』のような充実の遊び場を、無料で楽しむことができる

自由に遊具で遊ぶ以外にも、料理教室やズンバ(ダンス)教室、ミニオリンピックなど、楽しいプログラムもたくさん。

自然・文化体験も大切にしており、工作ではココナッツや砂を利用したり、モルディブの言葉、歌やダンスを楽しむプログラムもある。サンゴの移植体験ができることもあるそうだ。

有料でベビーシッターも手配でき、小さい子供連れでも安心して預けられるのはもちろん、子供の送迎サービスもうれしい。例えば、朝は部屋に子供を迎えにきてもらい、遊び終わったらバーに連れてきてもらうこともできるのだ。

到着した瞬間から子供が大興奮するキッズクラブ。島全体に楽しさが溢れる『カンディマ』ならではの演出である。
カンディランド外観 ウェットゾーン カンディランド室内 プレイルーム
(1枚目から、まるで緑に囲まれた秘密基地/大人気の『WET ZONE(ウェットゾーン)』/室内も広々/赤ちゃんにも居心地の良い空間作りがされている)

まとめ

ご紹介した3つのキッズクラブ、ただ『子供を預かってくれる場所』とは全くの別物ですよね。

いずれも子供が楽しめる工夫と安全管理はしつつも、リゾートのコンセプトを見事に反映した個性的なキッズクラブ。子供も大人同様に大切な“1人のお客様”として尊重され、最大限のサービスが提供されています。

上記に紹介した以外にも、モルディブには質の高いキッズクラブが複数あります。赤ちゃん連れからティーンまで対応してくれる場合も多いですので、ぜひ、気軽に覗いてみてください。

ちなみに、キッズクラブでは他国の子供と友達になれるかもしれません。片言でも英語を使って交流し、友達ができた時の喜びは、自分の力で世界への扉を開くことができたような嬉しさ。きっと、忘れられない体験になるでしょう。

子供たちに新しい体験と少しの自信を与えてくれるようなキッズクラブ。子供たちの成長の場と呼びたい価値のある場所です。

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