一生に一度の新婚旅行。モルディブ(モルジブ)に来れるなら最高ですよね。
とは言え、実際に行こうとすると情報が少ないモルディブ。しかも、ホテルや運航フライトは多いので
どのホテル(リゾート)に行くのがベスト?
どうやって選べば良いの?
費用はいくら?
楽しみ方は?
と、たくさんの「?」マークが浮かんでしまう人がほどんど。
今回の特集では、そんなモルディブのハネムーンを最高の旅にするためのホテルの選び方〜滞在中に気をつける点まで『8つのコツ』をご紹介します。
目次
最高のハネムーンを叶える8つのコツ
モルディブでの新婚旅行を最大限に楽しむためのコツを、ホテル選び〜滞在中まで順を追ってご紹介します。ブックマークしておくと、タイミング毎に確認できて便利ですよ。
1. まずは、ホテル&ツアーのこだわり優先順位を決める
まず最初はホテル選び。新婚旅行の満足度を左右する一番のキーです。ですので、ピッタリのホテル選びのためには
「こんなハネムーンだと良いなぁ」
というイメージを2人で書き出してみて、優先順位をつけてみてください。例えば
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という感じです。何でも良いので挙げて、優先順位をつけてみましょう。
このリストを作ることで、2人共が納得するホテルが見つけやすくなりますし、せっかく自分が選んだホテルに相手から
「何となく違うんだよねー」
などと言われてストレスを溜めることも少なくなるでしょうし、次の『2. 重視ポイントにピッタリのホテル&ツアーを選ぶ』で大いに役に立ちます。
2. 重視ポイントに合うのホテル&ツアーの見積もりを取る
リストができたら、条件に合うホテルをネット等で自力検索できる人もいます。
しかし、かなり大変!です。
モルディブは一般的な観光地と違い、次々と新しいリゾートやホテルがオープン。古いホテルもどんどんリノベーションするので、ガイドブックやパンフレットでは情報に追いつけませんし、ネットの口コミ等も十分には溜まりませんから。
なので、時間も手間も掛かり、結局は途方に暮れて連絡をしてくる方も。
(知り合いから「友達を助けてあげて!」などと連絡がくるんですよね…モルディブ旅行の情報不足は、本当に深刻。)
そんな時にご紹介しているのは、
旅行見積もり一括サイト『タウンライフ旅探し』
で、 「モルディブに強い複数の旅行会社から提案をもらう」という方法。“見積もり予算”も提示されるので、ホテル毎の費用比較もできます。
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を選択して、モルディブの見積もり依頼ページに移動します。あとはフォーマットに沿って必須事項を記入していくだけ。
『旅行のご要望』の箇所は、『1. こだわりの優先順位を決める』で自作したリストをコピペでOK。さらに加えたいことがあるようなら、合わせて記入しましょう。
最大で5つの旅行会社を一括問い合わせが可能。問合せ先に迷う場合には、
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辺りを含めておくと、他の専門旅行会社とのバランスが良いかもしれません。
※その他、JTB、
近畿日本ツーリスト 海外ツアー、日本旅行
などの大手旅行会社やTripAdvisor
(トリップアドバイザー)
の上手な活用法については、『モルディブツアーの格安見積もりをくれる旅行会社の選び方』をご参照ください。
3. 本当に『水上ヴィラ』じゃないとダメ?
『1. こだわりの優先順位を決める』で作ったリストと新婚旅行の費用が合わない場合は、条件を変更する必要があります。その場合、もし『水上ヴィラ』が必須条件になっていたら、
「本当に水上じゃないとダメか?」
を再検討してみてください。
モルディブやタヒチと言えば『水上ヴィラ(水上コテージ)』のイメージが強いと思いますが、ビーチに面したヴィラも充分に素敵。部屋の前のちょっとした庭や真っ白なビーチでくつろげるのが気持ち良く、ヨーロピアンは、むしろビーチヴィラを好みます。
しかも、水上より広くてプール付など設備が豪華でも、値段は安く済むことも。
水上の部屋が高額になりがちなのは、建設費や施設の維持費、また「一般的に水上ヴィラのが高いから」というマーケティング的な要素に寄るもの。ゲストが体感できる贅沢感などに劣るからではありません。
なので、「ベッドルームから、一面に広がる青い海が一望したい!」など水上ヴィラでないと叶えにくい希望がある場合は別として、
「何となく水上ヴィラに泊まってみたい…」
というだけであれば、他のビーチヴィラもチェックしてみましょう。
実際、ホテルの質/ホテルとの相性の方が滞在の満足度を左右しますので、
「部屋はビーチヴィラにして、ホテルのグレードを上げる」
というのも、賢い選択かもしれません。
4. 値段だけで航空会社を決めない
ホテルが決まったり、次は飛行機。航空会社選びも重要です。
帰路の飛行機でイヤなことがあると楽しかった旅も台無しになりますし、特に長時間フライトのモルディブ旅行では大切な項目です。
モルディブの行き方比較&航空会社の選び方に詳記しましたが、モルディブへは多くの航空会社が運航しており、特徴も様々。
ホテル選びと同様、飛行機もこだわりの優先順位をしっかり決めて、満足のいくフライトを選びましょう。
5. 旅行前に基本情報の確認
旅行予約が済んだら一安心。当サイトの『知っておくべきモルディブ基本情報』やガイドブック等の『モルディブの基本情報』をサクッと読んでおきましょう。
これを怠ると、
「モルディブって米ドル?現地で両替できない?!」
なんて意外と痛いトラブルに合うこともあります。
ちなみに、下記のような一般的な旅行情報(リンク先は外部サイトです)もチェックしておくと、より賢い旅ができるでしょう。
6. 滞在中の過ごし方を“ざっくりイメージ”しておく
「モルディブで“やること”って?飽きる?暇じゃない?」
と、初めてモルディブやリゾートに訪れる人から聞かれることがあります。実際には、
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等々、滞在するリゾートにも寄りますが、試してみたい・参加したいアクティビティなどがたくさん。多様な楽しみ方ができます。
ハネムーナー向けのキャンドルライトディナーなど食事もゆっくり楽しみたいし、キレイな風景をできるだけ写真にも収めたい…実際に到着してみると、飽きる心配など不要だと多くの人が感じます。
むしろ、日本人は多くは3〜4泊程度しかモルディブにいませんので、出足が遅れると「アレもコレもやり損ねた…」となりかねません。
なので、滞在先を決めたら、ホテルのHPや旅行会社からの情報を元に、
「アレとコレとソレはしたいな」
という、ざっくりした滞在イメージは持っておいた方が◎。イメージがないと、到着してから
「えーっと…どーする、どーする、何するーー??」
となって、時間をロスしてしまう方も少なくありません。
ちなみに、「いつ何をして…」というスケジュール組みまでは不要(到着後すぐにやりたいことや、記念日のディナーのように日程がズラせないものがある場合は、事前に予約した方が良いでしょう)。具体的な日程は、到着後の気分や天候に合わせて決めましょう。
※ダイビングについては、『シュノーケル より手軽!?ノンダイバーのためのモルディブ・ダイビングガイド』『ベストシーズンは?モルディブでダイビングを楽しむ基礎知識』のページをご確認ください。
記事内にも書いてある通り、ライセンスを取りたい場合には、日本でテキスト講習などは済ませておくと、モルディブでは海での実習だけを楽しめますよ。
7. 到着したら、まずはエクスカーションやスパ等をチェック
“ざっくりイメージ”で「やりたい!」と思っていることは、リゾート到着後早めにチェックしましょう。これで、初動遅れによる「アレもコレもできなかったー!」が防げます。例えば
「スパとダイビングとドルフィンウォッチングは絶対!」
と決めているなら、
- スパでメニューのチェック&予約
- ダイビングセンターで予約&レンタル機材のサイズ等のチェック
- エクスカーションのスケジュール確認&予約
は、リゾートに着いて一息ついたら、すぐにサッと済ませたいところ。
特にエクスカーションは定員もあるので早めにチェック&予約を。大抵のリゾートでは、ロビーの近くにエクスカーションのリストがあり、名前と部屋番号を書いておくことで予約できます。
ちなみに、専属バトラーが付いてくれる場合には、バトラーに頼めば何でも手配してくれます。
ただし、スパはぜひ訪問して予約したいところ。トリートメントメニューを選んでいる間も、リフレッシュ系のエッセンシャルオイルの香りがするリフレッシュタオルとハーブや生姜、レモングラス、蜂蜜などの効いたオリジナルのお茶やスパドリンクでもてなしてくれるスパが多く、足を踏み入れるだけでもリラックスできます。
もちろん、身体や肌の悩みなどを伝えれば、オススメのメニューをアドバイスしてくれたり、使用するオイルをアレンジしてくれたりします(英語が話せない方は、翻訳アプリや指差し会話帳を持参すると◎)ので、セラピストに何でも聞いてみましょう。
8.「予定を入れない」も大切に
やりたいことの予約などを済ませると、滞在全体のスケジュールが見えます。
何の予定もない時間ができるかもしれませんが、無理にスケジュールを埋めるようなことはしなくてOK。
予定がないなら、思いっきり朝寝坊して、シャンパン片手にゆっくりと遅めの朝食を摂るのも良し。そのまま1日、ほろ酔い気分でのんびり過ごすのも最高です。
のんびりと島を歩いて、
空や海や椰子を背景に写真撮影を楽しんだり、
プールや海で泳いだり、
オンドーリ(モルディブ式ブランコ)やハンモックでくつろいだり、
木陰にいるシロハラクイナ(チョコチョコと島内を歩き回る愛嬌満点の鳥/子供は真っ黒のホコリ玉みたいで、さらに可愛い!)やビーチに佇むマーカナ(アオサギ/よく小魚の狩りをしていますが、ひどく下手)を眺めたり、
キレイな貝を集めてみたり、
ライブラリーで本やDVDを手にしてみたり、
ギャラリーで買い物をしたり、
何気に卓球やボードゲームをしてみたり、
気の向くままに過ごすのも、モルディブの美しい環境とリゾートのゆったりした雰囲気の中でなら、心が安らぐひと時になるでしょう。
まとめ
モルディブは、本当に美しい国です。
飛行機を降りた瞬間から感じる南国の空気は、長旅の疲れさえ「遠くまで来て良かった!」という幸せ感に変えてくれます。
そして、もちろん、滞在後には「また来たい!」という気持ちにさせてくれます。
そんな幸せなハネムーンを実現するためにも、コツをしっかり掴んで、最大限に満足できるホテルとエアラインを選び、時間を有効に使って『モルディブを最大限に満喫する滞在』を心がけましょう。
皆さんの新婚旅行が「人生で最高の旅」になりますように。