世界初!海中スイートルーム『ザ・ムラカ』がモルディブにオープン

海中スイート「ムラカ」世界初の海中スイート『ザ・ムラカ(THE MURAKA)』が2018年11月にオープンしました。オープン前から、

「モルディブに海中ホテルが誕生する!」

とずっと話題でしたが、その全貌は前評判以上。さらに注目を集めています。

モルディブの贅沢な海の中に泊まる体験とは、どのようなものなのか?

今回は、世界中のリゾーターたちが今一番注目している『ザ・ムラカ』の特集です。

コンラッドの新しい提案『ザ・ムラカ』

話題の海中スイートは、南アリ環礁の『コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド (Conrad Maldives Rangali Island)』にあります。

コンラッド・モルディブと言えば、2005年にモルディブに初めて水中レストランを作ったことでも有名

その水中レストラン『イター』は、日本を含め、世界中のメディアに掲載された美しい写真に魅了され、訪れるゲストが絶えません。

※水中レストラン『イター』の詳細は『みんなの憧れ!モルディブの水中レストラン5軒を比較してみよう』参照。

そのコンラッドの各施設から完全に隔離された場所に今回作られたのが、世界初の海中スイート『ザ・ムラカ』。

完全なるプライベート空間最上級のサービスこれまでにない新しい体験を約束してくれます。

1泊5万ドル(約569万円)の贅沢

ムラカ空撮

サンゴ礁を見渡す真っ白なレジデンス

ムラカの宿泊費は、1泊で約5万USドル(約569万円)ほど。最大で9人が宿泊できるとは言え、高級リゾートの立ち並ぶモルディブの中でも、破格の贅沢です。

それもそのはず。

そもそもムラカは、総工費約1,500万ドル(約17億円)を掛けて建設されている上に、メンテナンスにも気を使う施設。

広さも別格で、「全面アクリル張りの水中スイート」と「海を見渡す水上スイート」の2階建て構造。各階は、美しい螺旋階段エレベーターで繋がっています。

さらに、スイートごとに専属の執事とシェフが付き、いつでもムラカでスパトリートメントを受けたり、パーソナルトレーナーを呼んでフィットネスを行ったり、ゲストのいかなる要望も24時間叶えてくれるバトラーサービスが提供されています。

施設もサービスも、全てにおいて“最高”を目指した結果としての「1泊5万ドル」

選ばれた人だけが身を任せられる贅沢です。

景色の贅沢

水深約5mの場所に位置する『海中スイート』とインド洋を広く見渡せる『水上スイート』。

ムラカでは、その2つの絶景を楽しむ贅沢も体験できます。

海中スイート 洗面

まずは、海中スイート部分。

『ムラカ(Muraka)』とは、モルディブの言葉(ディベヒ語)で「珊瑚」を意味しますが、その名の通り、サンゴ礁に面した美しい場所に立つ全面アクリル張りのスイートルーム。

ベッドやリビングはもちろん、バスルームからも海を見渡せ、活き活きと泳ぐ魚やサンゴなどを見ることができます。

水上スイート

そして、広々とした水上スイート部分。

心地よいデッキや、海に溶け込むようなインフィニティプールは、水平線に沈むサンセットを眺める最高の場所。

日中も、デッキや寝室、リビング、バスルームなど、あらゆる場所から、海と空が作る青のグラデーションを眺められる贅沢な造りになっています。

水上部分は、景色だけでなく、潮風の心地よさも格別です。

※施設全体の雰囲気は、動画を見るとよりわかりやすいですよ。

夢と愛情と挑戦を詰め込んだ場所

ムラカは、何も知らずに宿泊しても、もちろん素晴らしい場所です。

しかし、この世界初のユニークな場所の完成には、様々な人の様々な知恵、苦労、工夫、そして何より“想い”が詰まっていることを知ってもらいたいと、強く願います。

英語(字幕付)にはなりますが、ぜひご覧頂きたい動画があります。

ムラカを作り上げた人々の言葉に、感銘を受ける方もいらっしゃるのではないでしょうか?

例えば、ムラカのインテリアデザインを手がけたヤマザキ・ユージ氏。ニューヨークを拠点に活躍する日本人建築家です。

彼は動画の中で、

「ムラカのプロジェクトは、モルディブでの体験に関するプロジェクトだと、僕は考えている」

と言っています。

『部屋』をデザインするのではない。
モルディブでの『新しい体験』をデザインする。

そんな彼の想いを心に留め、ぜひ、もう一度、ムラカの写真や動画を見てみてください。

海の中で生きる生物たちの生命感を感じ、それを体験できる場所。
モルディブの自然を、今までにない形で、さらに深く感じられる場所。

それが『ザ・ムラカ』です。

まとめ

ムラカに泊まることができる人は、残念ながら、多くありませんよね。

しかし、手の届かない別世界であっても

「こういう世界もあるんだ」

と知ることに、価値があるように思います。

ちなみに、ヤマザキ・ユージ氏がモルディブで手がけたのは『ザ・ムラカ』だけではありません。

『クラブメッド・フィノールヴィラ(Club Med Finolhu Villas)』や『フラワリ・アイランド・リゾート(Hurawalhi Island Resort)』も、彼の世界観が満喫できる美しいリゾート。

気になる方は『TripAdvisor(トリップアドバイザー)』で、写真や宿泊費、口コミ等が確認できます。

ムラカやヤマザキ氏の新しい挑戦や創造性は、私たち一人一人の小さな挑戦や創造性を刺激してくれるかもしれませんね。

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