モルディブと言えば新婚旅行。不動の人気を誇るハネムーン先です。
…でも、なぜそんなに人気なのでしょう?
今回の特集では、モルディブが選ばれる理由と実際の満足感、気をつけるべき点についてまとめてみました。
目次
なぜ、モルディブは人気?
モルディブがハネムーン旅で選ばれる理由について、実際に来た方からのコメントに基づいてまとめてみました。
ビーチリゾートに行ってみたい!
新婚旅行の行く先を考える時に、まず別れるのが『陸派』と『海派』。
前者はフランス/イタリア/スペイン/アメリカなど欧米の街や観光地で過ごしたいハネムーナー、後者はハワイ/モルディブ/タヒチなどビーチリゾートで過ごしたいハネムーナーです。
どちらも同様に人気ですが、
「何か具体的に体験したもの・見たいものなどがある」
という場合には前者が選ばれやすく、
「2人だけのゆったりした時間を過ごしたい」
「ハネムーンでしか過ごせないような時間を過ごしたい」
などどいう場合に、よりロマンティックでのんびりとしたイメージが強い後者(≒ビーチリゾート)が選ばれるようです。
ハワイやグアム、バリ等より特別感が高い
ビーチリゾートに行こう!と決めた場合も、たくさんの候補地が思い浮かびます。
代表格は『ハワイ』『モルディブ』『タヒチ』。
ハネムーナー数は『ハワイ』の方が多いですが、『モルディブ』『タヒチ』を選ぶ人は“新婚旅行らしい特別感”を重視するようです。
確かに、『ハワイ』にはいつでも行けるイメージがありますし、家族や友達とでも行ったことがあったり・これから行くだろう旅行先…とも思えますので、“一生に一度の特別な旅”のイメージを重視するなら『モルディブ』や『タヒチ』。
とは言え『ハワイ』も非常に魅力的で、直行便がある/ショッピングなど街が楽しい/比較的安く行けることもあるなど、“総合的な行きやすさ”が選ばれる理由。日本語も通じやすく、日本の大手旅行会社のサービスが充実していることなども利点です。
『グアム』『バリ』も、『ハワイ』同様に“総合的な行きやすさ”が高く、値段はさらに安く済む魅力的なハネムーン先と言えます。
いずれにせよ、
「行きやすさよりも、ハネムーンらしさ!」
という場合には『モルディブ』などが選ばれやすいようです。
タヒチやニューカレ、カンクン等よりコスパが良い&行きやすい
“特別感”重視で選ばれがちなのは『モルディブ』『タヒチ』『カンクン』『ニューカレドニア』など。
これらの中で、特にモルディブが選ばれやすいのは“コスパが良い&行きやすい”というのが主な理由。
ビーチの景色は、正直、どこも遜色なく美しいです。見る人が見れば
「これのラグーンの雰囲気は、モルディブね」
「これは山も美しいし、タヒチね」
などとわかりますが、多くの人には見分けがつかず、どれも美しい国です。
その中で、
- 毎日複数のフライトが運航している
- 最短12時間前後で到着
- クオリティに対する費用が安め(コストパフォーマンスが良い)
- ホテルやヴィラの種類が豊富
というよう点でモルディブは優れています。
少し補足すると、『3. コストパフォーマンス(コスパ)』はハネムーナーに人気の水上ヴィラを想定した話で、「同レベルのリゾートで・同レベルの水上ヴィラに宿泊した場合に安め」ということ。「支払う料金に対して提供される部屋やサービスレベルが良い傾向がある」と考えて下さい。
単純に予算だけの話であれば
- 滞在先のレベルにこだわらなければ『ニューカレドニア』は安い
- 「水上コテージを2泊にして、あとはボラボラ島で…」などの工夫でタヒチの旅費を抑えられる
- 『カンクン』もアメリカとの周遊で安めにできる
等々、いろいろな可能性があります。時期やタイミングによっても費用は変わるので、旅行会社に見積もり相談してみるのが一番でしょう。
また、モルディブはコストパフォーマンスに優れているとは言え、例えば、『バリ』『グアム』『プーケット』などよりは金額がかかります。
その時に助かるのが『4. ホテルやヴィラの種類が豊富』という点。例えば
「プライベートプール付きの水上コテージ」
もモルディブでは一般的で、ある程度の価格幅もある(他国では、モルディブほど一般的ではなく、選択肢も限られることが多い)ので、1つのリゾートが予算に合わなくても、別のリゾートでは予算内に収まるかもしれません。
いずれにせよ、3、4の特徴から
「ホテルやヴィラのクオリティを妥協しなくても行きやすい」
ということは、滞在先の雰囲気を大切にしたい新婚旅行では有難い特長です。
行ってみたら、どうだった?
実際にモルディブの新婚旅行は満足できるのか、まとめてみました。
実際のモルディブ=イメージ通り+α
『特別感の高いビーチリゾート』というイメージでモルディブを選んだ場合、大抵はイメージ通り。さらに、実際に行ってみると、
「リゾート滞在って楽…プライバシー万全の居心地の良い部屋でリラックスして、気ままにシュノーケルして、サンセットクルーズでカクテルを飲みながら乾杯して、スパにも行って…もう気づいたら最終日!」
という感じで、のんびりしつつも、新しい経験満載の旅に満足して帰るハネムーナーの方がたくさんいらっしゃいます。
しかし、モルディブに欠けているモノも…
人気の旅行先とは言え、モルディブも万能ではありません。
その一番の欠点は『バラマキ系のお土産の少なさ』。
モルディブ産のカツオ製品など美味しいものはあるのですが、ハネムーンのお土産として最適な「配りやすくて、安くて、オシャレ」なものは少ないです。
モルディブに来るのであれば、お土産は日本で通販しておくか、経由地の街や空港で買うことを想定しておいた方が◎。
モルディブの『ヴェラナ国際空港』でも、(品揃えは限られますが)ヨーロッパ等からの輸入品のチョコレート類などは買えます。
そして、もう1つ挙げるなら『街歩きの機会が限られる』こと。リゾートホテルに滞在している場合、街に買い物や食事にフラッと出歩くことは難しいです。
ただし、ホテルが主催するツアーに参加したり、リゾートに入る前後の空き時間に、マーレやリゾート近隣の街に行ける場合がほとんど。フラッとは行けませんが、予定を立てておけば行けることが多いです。
大切なのは、ホテル選びなどの下準備
モルディブに来て良かった!という旅にするためには、ホテル選ぶなどの下準備が大切。具体的には、下記の8点に気をつけることをオススメしています。
最高のハネムーンのための8つのポイント
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詳細は別の特集記事『最高のモルディブ・ハネムーン8つのコツ』に記載していますので、そちらをご覧ください。
その中に記載しましたが、宿泊先に迷った際には;
旅行見積もり一括サイト『タウンライフ旅探し』
を利用して 「モルディブに強い複数の旅行会社からアドバイスをもらう&比較する」と非常に参考になります。
使い方は、リンク先で
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を選択して、国別の見積もり依頼ページに移動します。あとはフォーマットに沿って必須事項を記入していくだけ。最大5社に一括で無料見積もり請求ができます。
見積もり依頼先で迷う場合には「オススメ企業を一括選択」というボタンを活用すると良いでしょう。
まとめ
総合すると、
- 『ハネムーンならではの特別な旅行先』としての価値の高さ
- 限られた日程や費用の中での、相対的な行きやすさ
という2点が、新婚旅行におけるモルディブ人気の大きな理由と言えるでしょう。
気軽には行けない場所で、特別にロマンティックな時間を過ごせるモルディブ。2人の門出にふさわしい楽園です。