「モルディブと言えば、ハネムーン」
実はコレ↑、「日本人など一部のアジア人のイメージに過ぎない」ってご存知でしたか?
今回は、一人旅/友達旅/家族旅などでもモルディブを楽しむ欧米やオーストラリアの人たち滞在についてご紹介いたします。
目次
モルディブは「一生に一度」じゃない!
欧米やオーストラリア等の人たちにとっても、モルディブは最高の新婚旅行先。
しかし、その認識は、私たち日本人が「ハワイ」「バリ」「オーストラリア」などに持つイメージと同じ。
ハネムーンでも行くし、友達や家族とも行くし、一人旅だって最高!
それが彼らにとっても『モルディブ』。
一生に一度の旅行先ではなく、何度でも・いろんなスタイルで訪れたいお気に入りの場所なのです。
モルディブは「高級リゾート」だけじゃない!
ハネムーン以外でモルディブ旅行に来ない理由と聞くと、多くの日本人は、
「海と高級リゾート以外のイメージがない」
と答えるのではないでしょうか。
モルディブは「高級リゾートでのんびり・まったり」という滞在イメージが強く、「カップルでロマンティックに過ごす」以外が想像し難いですよね。
しかし、実際には
「カジュアルに、1人や友達、家族で楽しむ」
という滞在も可能で、それは、多くのヨーロピアンなどが好む滞在スタイルでもあります。
この10年ほどで、アメリカやオーストラリアなどからの観光客を中心に、バックパッカーも増えました。
インド洋の秘境を自分の脚で歩いて、目で触れて、現地の人の話から感じて、写真に納めて。皆さん、思い思いの素敵な時間を過ごしています。
日本のVOGUE(ヴォーグ)でも、後述する『ローカル島』滞在が取り上げられたりしていますので、これから日本のメディアでも目にすることが出て来るかもしれませんね。
ヨーロピアンに学ぶ!一人旅/友達旅/家族旅の過ごし方例
日本人と、欧米やオーストラリアの観光客の典型的な滞在スタイルを挙げると下記の通りです(数字はモルディブ観光省の2017年観光業年次レポートより抜粋)。
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のんびりと過ごすor海でアクティブに過ごす人が多いのがわかりますね。
10〜4月頃にかけては、自国の寒さを逃れて温暖なモルディブやって来るヨーロピアンも多く、これは私たち日本人もマネしたいところ。モルディブは、寒さとも花粉症とも無縁の場所です。
そして、とにかく来てしまえば、ビーチやプールサイドでのんびりしたり、スパで至極の時を過ごしたり、もちろん!ダイビングやシュノーケリングを楽しむことも可能。
イルカやマンタ、ジンベイザメなどを見れる場所・時期を選べば、大人も子供も最高に楽しめますし、ウミガメなどは比較的どこでも、時期を選ばす出会えます。
あとは、後述するローカル島での観光。スパイシーな地元料理に舌鼓を打ち、色彩溢れる美しい景色を写真に収め、素朴なモルディブ人の人柄に癒される…そんな非日常を楽しめます。
滞在日数は、4、5泊でも十分。常宿を決めているリピーターも多く、毎年、決まった時期にやって来ては、馴染みのホテルスタッフ達に温かく迎えられている方をよく見かけます。
“ローカル島滞在”という新しいスタイル
カジュアルに格安のモルディブを楽しむ人の多くが訪れるのが『ローカル島』。
島の中にホテル施設しかないリゾート島と違い、一般のモルディブ人の住む島です。
ハネムーナーがほとんど訪れない場所で、1泊1万円以下で小ぎれいなホテル(ゲストハウス)がたくさん。バックパッカー御用達の安宿だけでなく、リゾーターに愛されるお洒落なブティックホテルも増えてきました。
ローカル島滞在のメリットは、まず「安い」ということ。
ホテル代、飲食代、ダイビング等のアクティビティ代など、全般的にリゾートよりお得な傾向にあります。
次に、一般のモルディブ人の生活に触れつつ、本物のモルディブ料理(『決め手は「魚、ココナッツ、スパイス」!おすすめモルディブ料理のご紹介/外部サイト』などで紹介されています)が食べられるなど、リゾート滞在とは全く別の楽しさがあること。
さらに、ローカル島には独特の美しさがあります。写真好きな方には、リゾート以上に楽しいかもしれません。
詳しい情報は、
などのご覧ください。どの島も個性的で、島選びも楽しいですよ。
SNSやまとめサイト(NAVERまとめの『モルディブに格安で行ける!ローカル島やお得なリゾートについて』など)には、実際の旅行者が撮影した美しい写真などが載っているので、参考になるでしょう。
※インスタグラムやツイッターに島名を英語表記で入力検索すると、たくさんの写真が見れますよ。各島名のスペルは『マーフシ?ラスドゥ? モルディブを格安で楽しめるローカル島を紹介!』をご参照ください。
お酒を飲む場所は限られますが、リゾート滞在以上に、モルディブの自然や文化をたっぷり楽しめますよ。
リゾートは誰にとっても居心地が良い
高級イメージの強い、モルディブの『リゾート』。
しかし、実際には、格安で泊まれるリゾートホテルもあります。
その中でも特に日本人にオススメなものを『高級だけがモルディブじゃない!リピートできる格安リゾートホテル3軒』でご紹介しましたので、気になる方はご覧ください。
また、高級リゾートにも、ヨーロピアンの家族や友達グループがたくさんいます。一人旅のゲストが楽しそうにスタッフと談笑したり、バーやビーチでくつろいでいるのも見かけます。
なので、どんなスタイルで滞在しようと、リゾートとしてはウエルカム。
心地よく過ごせるはずです。
ちなみに、多くのリゾートでは、ゲストは毎食決まったテーブルで食事をするのですが、ゲストをレストランで相席にしてくれるリゾートもあります。
私が友人と格安リゾートのエンブドゥに滞在した際には、ダイビング旅行に来ていたドイツ人の男性2人と相席になったり、シンガポールからの一人旅のおじさまと相席になったことも。
ドイツ人の2人は世界中でダイビングを楽しんでいて、エジプトでのダイビングなど、面白い話題が豊富。シンガポールのおじさまは日本が大好きとのことで、訪日体験の数々を披露して、私たちを笑わせてくれました。どちらも良い思い出です。
あとは、ロビンソンクラブなどクラブ形式のリゾートだと、リゾートスタッフが「一緒に食事しよう!」と言ってくれることも。クラブメッドもスタッフが非常にフレンドリーです。
そして、モルディブ人は子供が大好き。子連れで行くと、入れ替わり立ち替わり、スタッフが子供に声をかけてくれることも。
これは、高級リゾートでも同じで、子供が走り回っても、他のゲストの邪魔にならないように上手に遊びながら誘導してくれたり、子連れ家族に対するホスピタリティが秀逸。
個人的には、子供が小さい内には、手の届く範囲に楽しさが詰まったモルディブのリゾート滞在がベスト。街歩きをする国に旅行へ行った際には、
「疲れた…やっぱりモルディブが良い」
と感じました。
そもそも、リゾートはカップルのモノではありません。誰でも居心地よくいられる場所です。
ダイビングもシュノーケルもビーチ…絶景チャンスは常に目の前!
ローカル島滞在でもリゾート滞在でも、海には皆さん入るでしょう。
海遊びにそんなに興味がなく、まったりするだけのつもりで来た…という人でも、モルディブでは
「キレイ過ぎて、入らずにはいられなかった…」
と言って帰って行きます。
それもそのはず。
宝石のように輝くターコイズブルーの海には、魚やサンゴがたくさん。桟橋やビーチから眺めるだけでも見ることができます。
また、場所と季節によっては、マンタやジンベイザメなどへの遭遇率が世界トップレベルで高いモルディブ。
彼らは水面近くでプランクトンを捕食するので、シュノーケルで間近に見たり、運が良ければ一緒に泳ぐこともできます。
(…と言っても、彼らの泳ぎは早くて、着いていけないかも。ゆっくり泳いでいるように見えても、巨体ですので、ヒレをひと掻きしただけででもグンっと進んでしまいます。)
他の国のように餌付けされたマンタやジンベイはいません。野生のままのマンタやジンベイです。
ビーチを歩いていると、小さなサメ(=人は襲わない、赤ちゃんシャーク)や大きなアオサギを目にします。大自然に囲まれ、水平線に沈む夕日を眺めることができます。
ダイビングやシュノーケルではもちろんのこと、ビーチに佇むだけでも、当たり前のように絶景が見られるのがモルディブ。
1人で見ても、誰かと一緒に見ても、その美しさには感動します。
一人旅/友達旅/家族旅の予約の仕方
モルディブの旅行予約で、当サイトでオススメしているのは下記の方法。
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現在のところ、ローカル島のホテル情報が一番充実しているのは;
『TripAdvisor(トリップアドバイザー)』
価格比較もできるので非常に便利ですし、航空券は『エアトリ』のような信頼感のある格安航空券サイトを使けばOK!
ただし、慎重派の方や安心感を重視したい方は『タウンライフ 旅探し』がベスト。
モルディブに強い専門旅行会社さんは、知識面でも価格面でも頼りになるだけでなく、提案力もあります。
日本の旅行会社さんはローカル島の扱いは少なめですが、専門旅行会社さんであれば、何らか良い提案をくれるでしょう。
そして何より、予約時でも現地でも、日本語スタッフがしっかりサポートしてくれるのが専門旅行会社さんの良さですよね。
※オススメのローカル島については『マーフシ?ラスドゥ? モルディブを格安で楽しめるローカル島を紹介!』をご参照ください。それぞれ特徴がある面白い島ばかりです。
ちなみに、ダブルベッドを友達や家族とシェアしたくない場合には、ホテル予約時に「ツインベッド(2台のベッドが置かれている部屋)希望」と伝えておきましょう。英語の場合「Please provide us a twin-bedded room.」で通じます。
要望を伝えていても、空室状況等によりダブルベッドの部屋になってしまう可能性もゼロではありませんが、要望を伝えていない場合、到着後にベッドの調整をするには時間がかかることもあります。
まとめ
日本人から「モルディブ=海&高級リゾートだけ」という間違った認識も持たれがちなのは、TVや雑誌で、そのように取り上げられがちなので、仕方ないですよね。
しかし、実際には、ハネムーンよりもかなり安く気軽に滞在できますし、欧米やオーストラリアの旅行者のように、一人旅/友達旅/家族旅など、多様な楽しみ方をしている人が多いのがモルディブです。
飛行機から降りた瞬間から感じる南国の熱気は、日本での忙しい日々を一瞬で吹き飛ばしてくれる魔法。
ぜひ、実際に来て、肌で感じてみてくださいね。